6月20日、21日に千葉県にある幕張メッセで行われたAWS Summit Japan 2024に今年も参加した。昨年まではAWS Summit Tokyoだったが、今年からJapanに名称が変わった。早いもので1ヶ月経過してしまったので記憶を頼りに2日間、いや3日間の体験記をブログに残すことにする。
Day1(6月20日)
Werner Vogelsの基調講演
Day1で公開されていたセッションに唯一参加したのが基調講演だけだった。
いつもはre:Inventでしか聞けないWerner Vogelsの基調講演を日本で聴けるとあって、当日は現地参加だったのにパブリックビューイングでの参加となった。
今回の基調講演では、技術的な話ではなく、社会課題を技術でどのように解決するかについてのテーマが中心で、幅広い知見を有するWerner Vogelsの知的好奇心、そして関心の高さが伺える素晴らしい基調講演だった。
まだ視聴したことがない方は、オンラインでも視聴できるので、是非聞いてみてほしい。
Werner Vogelsとのプライベートセッション
JAWS-UGの事務局での活動により参加枠を用意いただくことができ、プライベートセッションに参加させていただくことができた。当初はAWS Jamに参加する予定にしていたのだが、こんな貴重な機会はないとAWS Jamをキャンセルして参加した。
基調講演と同じくWerner Vogelsの英語での話を同時通訳レシーバーで聞くことができる環境を用意いただいていたのだが、あまりにも早いペースで話をされていたので、通訳の人がかなり苦労されていたのが印象的だった。
セッションで話をされていたことは、生い立ちから現在に至るまで基調講演以上に多岐にわたっていたのだが、一番刺さった言葉としては、生成AIなどの流行りに振り回されていては疲れてしまう。メールをチェックなど違うことをする際に必要となるコンテキストスイッチの時間をなくし、時間をとって好きなことに没頭しよう!という趣旨の内容だった。
自分が一番この言葉を欲していたのかもしれない。
Media-JAWS と JAWS-UG千葉支部合同勉強会
AWS Summit 2019に合わせて開催されたMedia-JAWSに参加して以来5年ぶりに会場を使わせていただいたQVCジャパンさんに入ることができた。前回参加した5年前は、AWS Summit初参加ということもあり、知らない方が大半だったが今回は多くの方と面識があったのはこの5年間の大きな変化を実感した勉強会となった。
その後の懇親会でも初めてお会いした方などとも交流させていただき非常に有意義な勉強会となった。
Day2(6月21日)
朝ラン
昨年から参加している朝ラン。最後は小雨が降りしきる中、今年は13km走ることができた。
昨年の金沢マラソンに参加して以来、10km以上走ることがなかっただけに非常に良い経験となった。
基調講演とコミュニティブースのお手伝い
朝ランが終わった後は、Day2も基調講演に参加した。
Day1と違ってチケットを入手することができたのでライブで講演を聞くことができた。予定よりも早く終了したため、その後コミュニティブースでJAWS-UGの紹介を行うお手伝いに参加した。
Game Day
昨年は2位だったので、今年は1位を目指すべく、昨年SwagとしてGetしたオリジナル靴下をはいて張り切って参加したGame Day。
ところが、Lambdaの環境変数の先頭に半角スペースがあることに気づかず26位だった。焦りは禁物だと改めて実感。
AWS Community Builders Meetup
昨年のAWS SummitをきっかけにMichael Tedderさんとともに始めたMeetupの企画が今回で3回目となった(前回はJAWS Festa 2023)。
昨年は36名だったのが今年は76名のBuildersに参加いただくことができた。
日本だけでなく、韓国のBuildersにも参加いただくことができ、昨年以上に国際色豊かなミートアップとなり、皆さんのご協力あって交流を深める機会を提供できたことは非常によかった。
Day3(6月22日)
AWS User Group Leaders Summit
日本、中国、韓国、台湾の4カ国のユーザグループとの交流だった
この場で発表されたサプライズに後押しされて、AWS Community Day TaiwanのCfpに応募することになった。勢いは大切だなと実感した。
同じテーマで応募したJAWS Pankration 2024は採択されなかったが、AWS Community Day Taiwanの採択結果はまだでていない。この2ヶ月後に台湾にいることになるのかどうかはお楽しみ。